Yearly Archives: 2021

対東突厥(李世民、李世勣、張公謹、李靖、李道宗、薛萬均、柴紹、唐倹)

May 22,2021

唐の東突厥平定に参与した将軍たち(李世民、李世勣、張公謹、李靖、李道宗、薛萬徹、柴紹、唐倹) 蘇定方入れようと思いつつ結局柴紹を入れました 絵のサイズが大きいので粗が目立つ 李道宗は少年のとき可愛い系で成長すると厳つくなってほしいと思ってるんですが最近は可愛い系で描いてしまう 私生活がドタバタでぜんっ…ぜん絵を描く時間がありません MPを李世民総受け妄想で補っているので改めて李世民さんと出逢えたことに圧倒的感謝する毎日 一ヶ月前くらいからTwitterで毎日一つ李世民受けネタをメモするようにしているので、これが100日続いたらサイトにまとめようかと思います 中国語だと5/20の発音と我愛你の発音が似ており、中国ではこの日に色々なイベントあったりしますが、唐王朝が建国したのも西暦618年の5月20日(旧暦)です 我愛你の日で覚えやすい。新暦だと618年6月18日でこっちも覚えやすい。Twitterのidの618はここからきています…

April 05,2021

アカデミア内部のシソジニー問題について、直接関連のある方もない方も含め考えてほしいと思ったのでリンクをまとめておきます 日文研が呉座助教の不適切発言謝罪 女性研究者おとしめるツイート | 京都新聞 (https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/535715) 「匿名で悪口スクショが続々と…」呉座勇一氏“中傷投稿”問題、渦中の北村紗衣氏が語る顛末 武蔵大学准教授・北村紗衣氏インタビュー #1 (https://bunshun.jp/articles/-/44495) 自分を責める気持ちが湧いてきて…呉座勇一氏“中傷投稿”問題、北村紗衣氏が語る「二次加害の重み」 武蔵大学准教授・北村紗衣氏インタビュー #2 (https://bunshun.jp/articles/-/44496) 日本歴史学協会 – 歴史研究者による深刻なハラスメント行為を憂慮し、再発防止に向けて取り組みます(声明) (http://www.nichirekikyo.com/statement/statement20210402.html)…

隋末唐初の人物の風貌

March 31,2021 隋末唐初の人物の風貌

隋末唐初の人物の風貌についてのメモ 新旧唐書、太平御覧、冊府元亀などから、隋末唐初の人物の風貌に関する記述を集めてみました 隋から唐初の人物の見た目について軽く調べてみると、皇帝は顔が良く、名臣は体格がいいというルッキズムのパターンが存在しているようで、面白かったです 楊廣(隋煬帝)、李淵(唐高祖)、李世民(唐太宗)は全員顔がいい。楊堅も「普六茹堅相貌非常」と言われているので風格のある顔立ちだったと見ていいと思う(同じ『隋書』文帝紀で反相って言われてますが) 体格のいい臣下は、隋では竇栄定(容貌瓌偉)、楊素(容貌雄偉)、郭栄(榮容貌魁岸)、韓擒虎(容貌魁岸、有雄傑之表)、楊玄感(體貌雄偉、美鬚髯)など(いずれも『隋書』より)、唐では裴寂(及長、疎眉目、偉姿容)、劉文静(偉姿儀)、高士廉(姿儀端偉)、李靖(靖姿貌瓌偉)、尉遅敬徳(秀岐嶷之姿)など。親戚筋の韓擒虎と李靖がどちらも体格がいいのは血を感じさせます 楊堅の父楊忠も〈美鬚髯、身長七尺八寸、狀貌瓌偉、武藝絕倫〉(『北史』隋本紀上 隋高祖文帝)とかなりのビジュアルの強さで、そんな楊忠の血を引く楊堅と独孤信の血を引く独孤伽羅が夫婦になった結果、隋皇室の人間が高確率でビジュアルに恵まれているのに気付き、こんなに遺伝子がストレートに受け継がれることあるんだ…と思いました。ダビスタの交配みたい(やったことないけどイマジナリーダビスタがそういうゲームなので…) (追記 22.03.11) 楊堅も体格良かったはずだけど出典なんだっけ…と長らく考えてたけど『資治通鑑』でした 〈太將軍楊堅姿相奇偉。【堅為人龍顏、額有五柱入頂、目光外射、有文在手曰「王」。長上短下、沈深嚴重。】〉(『資治通鑑』巻172) だそうです(【】内は胡三省の注。『隋書』は「五柱」を「玉柱」(額に盛り上がった筋肉があること)としていて、こちらが正しいのではと思う) あと蜀王楊秀は〈有膽氣、容貌瓌偉、美鬚髯〉(『隋書』文四子 庶人秀伝)でやっぱりでかい 気が向いたら文帝の子供まで調べて表に追加しておきます…

李世民

January 26,2021

貞観十七年十二月癸丑、太宗は侍臣に語って言った。 「今日は朕の生日である。民間はでは生日を祝って楽しみとするが、朕にはかえって、感傷の情が湧いてくる。 天下に君臨し、四海の富を有しても、両親のそばに付き添って孝養を尽くすことは、もはや永遠に不可能なのだ。 仲由(孔子の弟子の子路)が親の死後孝行のために米を背負うことができなくなったのを恨んだのは、理由があることだ。 また、詩経は〈哀哀たる父母、我を生みて劬労す〉(悲しいことに、父母は私を生んで苦労した)というではないか。 どうして本来母が苦労した日に宴楽をしようというのか。そんなことは甚だ礼儀に背いている。」 そうして涙を流した。 (『貞観政要』巻第七 論礼楽第二十九) 一月二十三日は李世民さんの誕生日でした 誕生日に李淵と竇氏を思って涙する李世民さん、祝うのは気がひけるけどお誕生日おめでとう…