『神仙幻想―道教的生活(シリーズ道教の世界5)』(土屋昌明、春秋社 2002)
春秋社シリーズ道教の世界の最終巻。
道教入門として編まれたシリーズにも関わらず著者の関心の高い範囲に射程がグッと絞られていて、それが大成功している本。時代範囲も最盛期唐王朝に絞られているので内容の濃度も濃い
長安の都市計画と道観の把握に始まり、宮城を取り巻く武則天、太平公主、李隆基ら権力の中枢と道教の関係を掘り下げ、郊外に住む公主の道教生活と山々を見渡し、最後は地方を旅する李白に行き着く
最盛期唐王朝を、中心から外へ空間的に移動しながら道教を見つめる。いい本だった…
春秋社シリーズ道教の世界、とにかくめちゃくちゃ面白くて全巻読み終えて燃え尽き症候群になってしまいました
道教入門のためのシリーズなのにどれも単純に読み物として面白いのが強い
読みやすさも各巻のテーマもいいし、著者ごとの味がよく出てるいし名シリーズです
春秋社シリーズ道教の世界の最終巻。
道教入門として編まれたシリーズにも関わらず著者の関心の高い範囲に射程がグッと絞られていて、それが大成功している本。時代範囲も最盛期唐王朝に絞られているので内容の濃度も濃い
長安の都市計画と道観の把握に始まり、宮城を取り巻く武則天、太平公主、李隆基ら権力の中枢と道教の関係を掘り下げ、郊外に住む公主の道教生活と山々を見渡し、最後は地方を旅する李白に行き着く
最盛期唐王朝を、中心から外へ空間的に移動しながら道教を見つめる。いい本だった…
春秋社シリーズ道教の世界、とにかくめちゃくちゃ面白くて全巻読み終えて燃え尽き症候群になってしまいました
道教入門のためのシリーズなのにどれも単純に読み物として面白いのが強い
読みやすさも各巻のテーマもいいし、著者ごとの味がよく出てるいし名シリーズです
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最近見て良かった映画
「ソフト/クワイエット」(2022)
全人類が見るべき映画
白人女性グループが「憎悪のピラミッド」を1時間半で駆け上がっていくのをワンカットで効果的に映像化していて、いままで見てきたワンカット映画のなかでも一番すき
血や暴力の影すらない序盤から見る側をゾッとさせるシーンがちらほら出てくるの凄すぎる
「Pearl パール」(2022)
傑作 「X エックス」も好きだったけどタイ・ウエスト監督の作家性が完成してた。ミア・ゴスの演技も圧巻
パールがなんであんな感じになっちゃったのかが明かされるけど、その要員の一つとなった母親についてもバックボーンを匂わせているのが良かった。「お母さんヒス構文」みたいなくだりがあったのでヒステリックな母親というテンプレートからは逃れてはないけど…
「ダッシュカム」(2021)
同じロブ・サベージ監督の「zoom みえない参加者」が面白かったので期待して見たけどきっっったない!!(血吐瀉物排泄物全部出る)
アニーがはた迷惑youtuberというだけでなくコロナをでっち上げだと思ってる反リベラルのトランプ信者という設定が絶妙
天罰当たってほしい系クソ主人公かと思いきやパワーで怪異から逃げ勝ってくれ!と応援したくなってくるキャラなのがいい。ストレッチ(元カレ)(いい奴)の存在も効いてる
「レクイエム・フォー・ドリーム」(2000)
薬物中毒を描いた映画なのでてっきり裸のランチみたいな映像が出てくるのかと思いきや、ヒップホップモーションや魚眼レンズなどの技法を駆使して精神不安を煽ってくるタイプの映画だった(コメンタリーで監督が映像畑の出身と知って納得した)
この映像がめちゃくちゃいいし、ストーリーもだけど物語が進むにつれて徐々に色褪せていく色彩や不安定になっていく音楽が何倍も見る側を鬱々とさせるのですごい
鬱映画でもアリ・アスターやラース・フォン・トリアー作品が個人的な世界を描いているのに対してこれはきちんと社会性のある鬱映画なので、私はこっちの方が好みです
「逆転のトライアングル」(2022)
これも全人類が見るべき映画
出るもの全て、会話の全てが伏線になってるんじゃないかというレベルで完成度が高い
日常と非日常のなかであらゆる差別、格差、権力勾配が逆転していく…こんな映画見たことない
全人類にお勧めしたいけど中盤きっったないので注意(排泄物吐瀉物が出る)
「プロミシング・ヤング・ウーマン」(2020)
これも全人類見るべき映画。この映画をこの世に出してくれてありがとうの気持ちです私は
(一部に不満もあるけど)この映画の全てが好きだしブリトニーのToxic(カバー)の使い方は映画史上最高のポップミュージックの使い方だと思った
サントラも好きで永遠に聴いている
「女神の継承」(2021)
タイの土着宗教をテーマにしたアジアンモキュメンタリーホラー。前評判は聞いてたけどこのジャンルでこれだけのものが見られるとは…と感動した
いままで見たことのない画と有能霊能力者(ちゃんとおじさんとおばさん)の二つが見られただけで満足度高い
二転三転する展開もオチも好き
「バビロン」(2022)
3時間あるけどこの尺で正解!排泄物吐瀉物あり!出てくる女性も男性も全員いい!
興行的に失敗しているらしいですが自分の好きな歴史二次創作映画でした
根底に人間賛歌のある歴史もの映画は人生で何本出会ってもいい
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「ソフト/クワイエット」(2022)
全人類が見るべき映画
白人女性グループが「憎悪のピラミッド」を1時間半で駆け上がっていくのをワンカットで効果的に映像化していて、いままで見てきたワンカット映画のなかでも一番すき
血や暴力の影すらない序盤から見る側をゾッとさせるシーンがちらほら出てくるの凄すぎる
「Pearl パール」(2022)
傑作 「X エックス」も好きだったけどタイ・ウエスト監督の作家性が完成してた。ミア・ゴスの演技も圧巻
パールがなんであんな感じになっちゃったのかが明かされるけど、その要員の一つとなった母親についてもバックボーンを匂わせているのが良かった。「お母さんヒス構文」みたいなくだりがあったのでヒステリックな母親というテンプレートからは逃れてはないけど…
「ダッシュカム」(2021)
同じロブ・サベージ監督の「zoom みえない参加者」が面白かったので期待して見たけどきっっったない!!(血吐瀉物排泄物全部出る)
アニーがはた迷惑youtuberというだけでなくコロナをでっち上げだと思ってる反リベラルのトランプ信者という設定が絶妙
天罰当たってほしい系クソ主人公かと思いきやパワーで怪異から逃げ勝ってくれ!と応援したくなってくるキャラなのがいい。ストレッチ(元カレ)(いい奴)の存在も効いてる
「レクイエム・フォー・ドリーム」(2000)
薬物中毒を描いた映画なのでてっきり裸のランチみたいな映像が出てくるのかと思いきや、ヒップホップモーションや魚眼レンズなどの技法を駆使して精神不安を煽ってくるタイプの映画だった(コメンタリーで監督が映像畑の出身と知って納得した)
この映像がめちゃくちゃいいし、ストーリーもだけど物語が進むにつれて徐々に色褪せていく色彩や不安定になっていく音楽が何倍も見る側を鬱々とさせるのですごい
鬱映画でもアリ・アスターやラース・フォン・トリアー作品が個人的な世界を描いているのに対してこれはきちんと社会性のある鬱映画なので、私はこっちの方が好みです
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これも全人類が見るべき映画
出るもの全て、会話の全てが伏線になってるんじゃないかというレベルで完成度が高い
日常と非日常のなかであらゆる差別、格差、権力勾配が逆転していく…こんな映画見たことない
全人類にお勧めしたいけど中盤きっったないので注意(排泄物吐瀉物が出る)
「プロミシング・ヤング・ウーマン」(2020)
これも全人類見るべき映画。この映画をこの世に出してくれてありがとうの気持ちです私は
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3時間あるけどこの尺で正解!排泄物吐瀉物あり!出てくる女性も男性も全員いい!
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根底に人間賛歌のある歴史もの映画は人生で何本出会ってもいい
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アーカイブの絵ログページにSimpLy Galleryを導入してみました
参考にしたサイトさま:ギャラリープラグインのこと2024 – nemui
理想のギャラリーページに近づけて今のところかなり満足してます 嬉しい
タグフィルターのおかげでらくがき絵と一枚絵を区別できるようになったので、らくがきのみのログページは撤去しました
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