July 22,2022

秦王と天子 これまだ下書きです…

『旧唐書』房玄齢伝の翻訳が行き詰まっているので先に杜如晦伝を翻訳しました 杜楚客・杜淹の伝と史評、賛、注釈はおいおい追加します
『旧唐書』列傳第十六 杜如晦伝
如晦が高孝基(高構、孝基は字)に見出されていたのは知ってましたが、碑文を立ててるのは訳に取り掛かるまで気づきませんでした
『旧唐書』には記述されていませんが、『新唐書』によれば如晦は世に出るまで自負心の強いタイプだったらしく、高孝基に才能を認められてことを誇りにしていたのかもしれません。
あと李世民さんが如晦(と房玄齢)のこと好きすぎてよく泣いてるのも泣ける。玄齢世民は微妙に共依存が入ってる主従ですが(私はそこに惹かれているんですが)、如晦が長生きしていれば二人の関係性はもっと健康的だったと思います
ところで李世民さんが半分如晦の霊壇に備えさせた瓜って甘い瓜のこと?メロン?スイカ?推しにメロン食べて欲しい気持ちがあるんですが比定できなかったので瓜のままで訳しました
中村裕一先生が『中国古代の年中行事』の夏の巻で瓜について書いてた記憶があるので調べたらわかるんでしょうか
現パロだったら李世民さんと如晦でメロンパフェ(カップルが食べる巨大なやつ)半分こしてほしい