Picrewの「나나곰쿠키」で作ったお狐李世民
Picrewの「나나곰쿠키」で作りました!
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漢服お狐李世民さんです
#李世民

picrew

ドラマ贞观之治21話

宗室の降格でこんな尺取るとは思わなかった。史実で淡々と決裁された案件を旧臣のせいで難航したように演出するの、韓国・中華ドラマにありがちな対抗勢力の権勢を過剰に盛るやつだ…
ちなみに正史の記述はこんな感じ↓
〈(貞観元年)十一月庚寅、宗室に封ぜられた郡王を、みな県公に降格した。〉(『旧唐書』太宗本紀上)
〈はじめ高祖(李淵)が受禅したころ、天下は定まっていなかったため、広く宗室を封じて天下に示し、皇従弟及び甥、幼児まで数十人が郡王に封ぜられた。太宗(李世民)が即位すると、宗正(皇族の事務を司る官)の属籍を挙げて侍臣に尋ねて言った。「あまねく宗室の子を封じるのは、天下の意思だろうか?」と。
尚書右僕射封徳彝が答えて言った。「往古の歴史を顧みますに、封ぜられた王は今が最も多くあります。往古の歴史を顧みますに、両漢以降はただ皇帝の子と親兄弟のみを王に封じ、血縁の遠い宗室の者は周の郇、滕(郇侯葡と滕叔繡?)、漢の劉賈、劉澤のような大功がなければ封土など得られませんでした。これが親疏の別というものです。先の朝廷は九族を親密にし、一切を王に封じ、爵命は盛んであり、多くの労役を王に給いました。けだし天下を以て私とするようなものであり、至公の道ではありません。」と。
太宗は言った。「朕は天下を治めるが、根本となるのは民である。己の親族を養うために、民に苦労させることなど望まない!」と。これにおいて宗室でも血縁の遠いものは郡公に降格し、ただ功績のある数人を王に封じた。〉(『旧唐書』宗室太祖諸子・代祖諸子 膠東郡王道彦伝)

ところで李世民が房玄齢に「(裴寂、封徳彝といった旧臣を抑えるために)右僕射に就けるのは長孫無忌でなくともお前でもいい。しかし事にしくじれば(封王を降格し呉楚七国の乱のようなことが起きれば)無忌の場合閑職に追いやるだけで済むが、お前であれば鼂錯のようにならないという保証はない」と言ってたんだけど、なぜ無忌の場合閑職に追いやるだけで済むんだ?と不思議だった
長孫無忌と違って房玄齢は旧臣と袁盎と鼂錯のように折り合いが悪いからそうなっちゃうかも><ってことなのかな?
でも史実の房玄齢は封徳彝と仲良い(というか房玄齢と仲悪いの蕭瑀くらいしかいない)のでここめちゃめちゃ矛盾してます(話有誤民草顧仕草)

長孫無忌を羅芸討伐に向かわせるくだりで、副官に薛萬徹を就けたことに難色を示す無忌に李世民が言った台詞
「薛萬徹が旧主(羅芸)に寝返るのが怖いか?萬徹はそこまで賢くないわけではないが、(皇太子の下にいたという)汚名を濯ぐいい機会になる。それに羅芸と涼州については私やお前よりも詳しい。国事についてはお前の意見に耳を傾けるが、お前を指揮官にするのは心配なのだ。かりに尉遅敬徳や侯君集を副官につければ、お前が一番の功績を立てると考え嫌がるだろう」
この台詞は加点ポイント多かった
・おそらく薛萬徹が「憃」(愚鈍)扱いされていた話を下敷きにしている(『新唐書』諸帝公主 高祖十九女 丹陽公主)
・李世民が長孫無忌の軍才を信用していないエピソードを参考にしている(『旧唐書』長孫無忌伝)
・尉遅敬徳と侯君集が長孫無忌のことを嫌ってそうな雰囲気が伝わってくる
減点ポイントは
・史実では長孫無忌と尉遅敬徳を羅芸討伐に行かせている
です
だから史実の内容を曲げてそれっぽくなるような脚色を加えるくらいなら素直に史実を映像化してほしい
脚本家のスパイスが強すぎて素材(史実)の味が行方不明になってる

羅芸は討伐されちゃったけど長孫安業が長楽王李幼良、義安王李孝常と接近して李淵を担ぐき満々とまだまだ波乱が続くっぽくてそれはけっこう楽しみ
あと長孫皇后の親蚕儀礼が見られたのも良かった。長孫皇后の描写だけは今のところ完璧なドラマ
でも親蚕礼の最中に張婕妤が楊妃に接近してるのみてこの二人の席離しておけよ…礼部が席次ミスってるだろ…と思った

見所
お前を右僕射に就けてもいいけど鼂錯みたいにならないという保証がない、と李世民に言われてそこまで私のことを考えてくださるとは…とジーンときてる房玄齢
ドラマオリジナル脚本だけど玄齢が世民に入れ込む様子は丁寧に描いてるのでそこは嬉しい
あと魏徴と喧嘩みたいなギッスギスのやり取りしたあと大笑いして魏徴に朝政の参与を命じる李世民さん
解釈違いだけど、解釈違いなんだけど、悔しいけど馬躍・金士傑の名優二人の長回しのカットが良かったのでこのシーンは見所です
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鑑賞贞观之治

💭

Picrewの「안아줘요! 애착인형」で作った狼侯君集xうさぎ李世民
Picrewの「안아줘요! 애착인형」で作りました!
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うさぎ李世民さんを独占したい狼侯君集の概念です
侯君集と尉遅敬徳には紫目のイメージがあったけど、調べたら英語ではgreen-eyedで嫉妬深いという意味らしいので次から侯君集、尉遅敬徳、褚遂良は緑目という設定にします
#侯君集 #李世民

picrew

絵文字ありがとうございます🦄🤍
ちゃんとした更新をおざなりにしたまま八月突入してて怖い
人の天地の間に生くるは白駒の郤を過ぐるが若く忽然たるのみ

💭

七月の読書

『紫禁城 FORBIDDEN CITY』(紫禁城出版社 1991)
感想
『道教思想10講』(神塚淑子、岩波書店 2020)
感想

今月実質一冊しか読み切ってない。『新釈漢文大系27 礼記 上』積んだまま終わった(完)
あと『東アジアは「儒教社会」か? アジア家族の変容』を中断して『歴史をひらく:女性史・ジェンダー史からみる東アジア世界』(早川紀代、秋山洋子、伊集院葉子、井上和枝、金子幸子、宋連玉編、御茶の水書房 2015)を読み始めた。これに載ってる善徳女王に関する論考が面白そうだったので(実際読んだら面白かった)
今月は追加で『北京大学版 中国の文明 第5巻 世界帝国としての文明上』(稲畑耕一郎監修、紺野達也訳、潮出版社 2015)と『シリーズ・道教の世界』(春秋社)を積んでます
『シリーズ・道教の世界』は読みやすく面白いのでめちゃ好きです。菊地章太『道教の世界』の次に読むのこれで良かったな
硬度低いのに春秋社の本なのでちゃんとガチ。単行本5冊なので物理的に場所取るのがネック
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読書

李世民の馬周への親愛は褚遂良、劉洎、岑文本、唐臨といった若手官僚勢へのそれと比べても頭三つくらい抜けてる
後事を託された褚遂良と比べてもそう。なんなら房玄齢、杜如晦、魏徴、虞世南に匹敵する度合いだと思う
『貞観政要』巻二任賢第三でも房玄齢、杜如晦、王珪、魏徴、李靖、虞世南、李勣、馬周で章立ててあるし、当時(李世民崩御後40〜50年程度)の方がより存在感が認知されていたのかもしれない
呉兢が李世民死後のゴタゴタを踏まえて長孫無忌と褚遂良を上記の括りに入れず繰り上がりで馬周を入れた可能性もあるけど

歴史

どう家の正信の芝居がかった立ち振る舞いと面倒くささを見てたらドラマ贞观之治の房玄齢の甚だしい性格の改変も「一癖ある臣下」の範疇として許せる気がしてきた…利己ではなく李世民のことを思っているが故に性格悪くなってるわけだし
いやでも「一人たりとも相応の地位が得られないことがあってはならないと願い、人に善があればまるで自分にそれがあるように喜び、人を採用するときは完全さを求めず、己の長所で以て人と争わず、能力にしたがって官職を与え、卑賎を遠ざけることはなかった」(『旧唐書』房玄齢伝)という玄齢の美徳を台無しにしてるからやっぱりnot for meすぎる(高速手のひら返し)

歴史創作贞观之治

どう家の話 mastodonで未亡人状態の殿を受け止められる包容力のある男は正信しかいないから早く戻ってきて殿を抱いてくれと散々言ってたけど29話で殿が正信のスパダリムーヴを恃みとせずたった一人でも駆け引きや政治のできる君主になったことがわかって良かったです サンキュー公式
一騎当千万夫不当の武人や謀を帷帳の中に回らし勝つことを千里の外に決す謀臣よりも「強い」君主(しかも可愛い)が一番最高なので…(唐太宗李世民を見やりながら)

💭

馬周が糖尿病で火色(頬の赤い貴相)であることって関連性あったりしないよな…とふと調べたら糖尿病性潮紅というのがあるらしい
ほっぺ赤いの可愛いとか言ってる場合じゃない もちろん病気と赤ら顔の関連性はわからないけど
岑文本の「騰上必速、恐不能久」も馬周の相から天命を予見していたというニュアンスだと思うけど顔色みて早死にするのをわかってたってことだとするとゾッ…(意味がわかると怖い旧唐書)

過去にtwitterで趙匡胤の顔色(紫黒色)と嗜酒について論じた荒木敏一「<論説>宋太祖酒癖考」を紹介したことがあるけど、中国史料における顔色の表現と病気についてきちんと調べたら小ネタにはなりそう
試しに自分で軽く調べたけど病気の生々しい描写のある史料読むのに気が滅入ったのでやめました おわり

歴史読書

暑さに弱い李世民さん(倹約家なので無駄金は使いたくない)のために水着とビニールプールを用意する房玄齢
李世民さんは水着のデザインについて房玄齢に相談するけど玄齢は「これは如晦でなければ謀れません」といい、如晦に相談すると10割で玄齢のセレクトしたのものを選ぶそうです(世傳太宗嘗與文昭圖事、則曰「非如晦莫能籌之」。及如晦至焉、竟從玄齡之策也。)
水着はこういう白基調の可愛い系で洋服ぽいやつ希望

歴史創作

馬周
馬周のことが好きな人たち(李世民、岑文本、常何)
馬周の話をいっぱいしたので描いた ほっぺ赤いの(火色)可愛い
年長順に常何(586-653)、岑文本(595-645)、李世民(599?600?-649)、馬周(601-648)で馬周が一番若いです
#馬周 #李世民 #岑文本 #常何

歴史歴史創作

周每行郡縣、食必進雞、小吏訟之。帝曰:「我禁御史食肉、恐州縣廣費、食雞尚何與?」榜吏斥之。及領選、猶廢浚儀令。(『新唐書』馬周伝)
(訳)馬周は(監察御史(御史台に属する、地方を巡察し行政を監察した官)として)地方の郡県を訪れるたび、必ず鶏肉を食していた。小吏がこれを訴えた。李世民は言った。「私が御史に肉食を禁じているのは、州県の費用を恐れてのことである。鶏を食うことがどうしてそれにあたるという?」と。小吏を鞭打ちして退け、人事して浚儀県令に貶めた。


李世民さんは馬周が好き、馬周は鶏肉が好き、監察御史は地方で接待されないように肉食が禁じられてる、といういろんな情報が摂取できるエピソード
鞭打ちされている小吏は可哀想だけど、>>264のエピソードを踏まえると馬周に対する陰口や讒言を打ち止めるための一罰百戒としてたまたまこの小吏も罰されたのではないかと思う
李世民は李靖を讒言した高甑生(秦王府時代からの臣下)も流罪にしているし、高句麗親征で房玄齢を讒言した使者も処刑していて、臣下を守るためにごく稀にラディカルなやり方を取るときがある
讒言を信じて重臣を処刑するより断然いいけど、平穏な世界を目指しても良臣を讒言する人がいて、そこで無駄な血が流れているのは切ないな

歴史

『旧唐書』『新唐書』馬周伝は馬周と李世民の親愛を強調するためなのか終盤雑多に説話が羅列されてるところがあって、そこが個人的に結構好き
一番好きなのはここ
周病消渴、彌年不瘳。時駕幸翠微宮、敕求勝地、為周起宅。名醫中使、相望不絕、每令尚食以膳供之、太宗躬為調藥、皇太子親臨問疾。周臨終、索所陳事表草一帙、手自焚之、慨然曰:「管、晏彰君之過、求身後名、吾弗為也。」二十二年卒、年四十八。太宗為之舉哀、贈幽州都督、陪葬昭陵。(『旧唐書』馬周伝)
(訳)馬周の消渴病(糖尿病か)は連年治らなかった。ときに李世民は翠微宮に行幸し、敕して景勝地を求め、馬周のために邸宅を用意した。名医や使者は相望み絶えることなく、尚食(皇帝の食事や医薬を担当する部署)に食事を用意させ、また李世民自ら薬を調合し、皇太子李治に見舞いさせ馬周の病状を伺わせた。
馬周は臨終において、陳上書の草稿一帙を手ずから焼き捨てると、慨然として言った。「管仲、晏嬰は君主の過ちを暴露して後世の名を求めたが、私はそのようなことは行わない」と。
貞観二十二年に卒し、年は四十八歳であった。李世民は馬周のために舉哀し、幽州都督を追贈し、昭陵に陪葬した。


ここで馬周は管、晏の名前を出しているけど、自身の諫言の記録を起居注の褚遂良に横流ししていた魏徴のことも反面教師として念頭にあったのではと思う。俺はあんなダセーことしねーよ的な
高士廉にも表奏が成立すると直ちに焚稿したのでその功績は朝廷でも知られていなかったという話があり(高士廉伝)、功績を誇らず自身のしたためた書文を焼き捨ててしまう人は中国史にときどき登場する
魏徴の真意はどうあれ諫言の記録を起居注に横流しするような人間の方が断然異端だと思われる
魏徴も生きていれば侯君集・杜正倫の推挙や朋党疑惑含め弁明の仕様があったろうけど(そもそも起居注の褚遂良がなんのお咎めも食らってないわけだし)、こればかりは死去したタイミングが悪かったという他ない

歴史

ドラマ贞观之治に対する視聴意欲が完全に萎えてたけど今後馬周が出るかもしれないと思うと視聴再開する気が出てきた
褚遂良とか劉洎は拗らせキャラ、岑文本は病みキャラにされそうなので(岑文本は実際病んじゃうけど)清涼剤として期待できるのは馬周くらいしかいない
でもこのドラマが資治通鑑に採用されてないエピソードを引っ張ってくる可能性はほぼないと思われるので私の好きな『新唐書』馬周伝の〈初、帝遇周厚、周頗自負。為御史時、遣人以圖購宅、眾以其興書生、素無貲、皆竊笑。它日、白有佳宅、直二百萬、周遽以聞、詔有司給直、幷賜奴婢什物、由是人乃悟。〉のくだりも映像化されないだろうな
絶対見たいよ…李世民に厚遇されてイキってる馬周を「あいつ家買おうとしてるけど山東の書生上がりで金ないだろ笑」とか影で笑ってたモブ官僚が後日李世民さんが家の代金と奴婢と什物まであわせて馬周に与えたのを見て呆然となるの…(スカッと唐王朝?)

歴史

Picrewの「おさむメーカー」で作った猫耳チャイナ服李世民
Picrewの「おさむメーカー」で作りました!
あなたも作ってみてね!

中華猫耳李世民さん
#李世民

picrew

Picrewの「💙또 엘쿠르💙」 で作った猫耳メイド李世民
Picrewの「💙또 엘쿠르💙」で作りました!
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https://picrew.me/share?cd=S3oCDRPTGV

ケモミミメイド服李世民さんです
#李世民

picrew

10年以上前から描き溜めてる歴史創作ノートやクロッキー帳の整理をした スッキリ
李世民周辺で歴史創作をはじめた時点で『酉陽雑俎』の李世民さんの髭話を読んでいたらしく(記憶なし)、ノートの初めの方に「実は癖毛なので湿気の多い日は髪の毛がうねる」とあってちょっと驚いた。魏徴が直すそうです(李世民の鏡なので)
そのほかの所感として「無邪気」「アイドル」「部下にモテる」「努力家」「質問魔」「歳がいくほど精神年齢が幼い…」などが書いてありましたが今読んでも納得の印象なので当時の自分に花丸をあげたい

💭

mastodonあんまり使う予定なかったんですが(なので少し前に絵以外の過去のトゥートほぼ削除してた)、twitterが故人になった今めちゃんこ利用したくなってきたしthreadsも登録する気になってきました
twitterが一方的に滅ぼされたいま対抗SNSのアクティブユーザー数を1つでも増やしたいので
現君主に抵抗して蜂起する尉遅迥や徐敬業ムーブの一番しょうもない版です

💭

twitterの惨状を見ていると「暴政を行った君主を(魅力的なキャラとして)カリカチュアして消費する危険性」をひしひしと感じる
後世の評価が良い権力者であっても体制側の人間をキャラクター化して消費するのは全部危なっかしいけど
今のところ自創作での楊廣の扱いは(失政や人間的な問題点を描けてないので)美化フィルターかかっててアウトだと思ってます私は
(追記:この問題、その人の悪い部分を悪辣に描けば免責されるかというとそうでもないし、なんならその手の君主を「暴君(暴虐権力者)キャラ」として扱う方がわかりやすい美化でこそないけど性質の悪い「可愛がり」方ではないかと思う。結局そういう君主や官僚は創作で扱わないのが一番無難だと感じている)

💭

ドラマ贞观之治20話で膝に受けた矢傷が治らないので最近は映画を見るのに没頭してる
最低映画館の映画レビューで育った人間ですが最近はhttps://twitter.com/kyofu_movieを参考にしてます
いま一番見たいのは「アクエリアス」なんだけどどこも配信やってなくて悲c

鑑賞

wip 房玄齢
房玄齢忌日絵のラフ
前回のラフから捏ね直した忌日絵シリーズです
7月中に完成できたらいいな(自信薄)(追記:無理でした)
#房玄齢 #進捗

『北京大学版 中国の文明 第5巻 世界帝国としての文明上』届いたけど李世民さんの山東系非貴族の抜擢と人材登用範囲の拡大についててしっかり論じてあってほらほらほら〜〜!!😄になった 笑顔😄
春秋社の「シリーズ・道教の世界」(全5冊)も読み始めたけどどの本も読みやすい上に読者を惹きつける文章で良すぎる
夏場に読む用に確保してよかったです勝ち確

読書

ドラマ贞观之治20話

20話にしてとうとうドラマオリジナル後宮ドロドロ展開がくるし「こんな李世民さん/長孫無忌/房玄齢/尉遅敬徳は嫌だ」大喜利も開催されるしで奇跡のカーニバル開幕だ
長孫無忌を右僕射に抜擢したい李世民さんがそれを阻止したい長孫皇后におこ!部屋を飛び出して楊妃のところに向かう←??
長孫無忌を呼び寄せて訓戒する長孫皇后←大納得 冷や汗かいて苦笑いしながら必死に孫皇后を宥めようとする無忌←???
一方その頃の楊妃「元吉の妃だったことを…忘れさせてください」李世民「今だけは私と共に…忘れよう」 (シュル…)(アップで服の紐が解かれるカット)←………
長孫無忌と房玄齢を連れて狩りに行こうとする李世民(馬に乗ってる)を体を張って制止し命懸けて諫言する孫伏伽←演出やりすぎて引く
馬から降りることもなく孫伏伽をめちゃくちゃ雑に扱う李世民←?、???、?(暴力行為)(途中まで本気で怒ってたのかずっと孫伏伽を試してたのかもよくわからない)(最終的に孫伏伽を諫議大夫に抜擢してたけど最後まで舐めた態度取ってるしクソガキすぎる)
孫伏伽が抜擢されるのにイライラして二人で愚痴を言い合う房玄齢と長孫無忌←だからどの世界線の玄齢と無忌なんだ
李淵に媚びる長孫安業と安業と結びついて李神通ら李世民が優遇しなかった宗室とも接触しようとする張婕妤←これはまあ…
そんななか李淵にも真摯に尽くし長孫安業の動きにも目を配る聡明な長孫皇后←素晴らしすぎ号泣号泣号泣

全体的に減点5000、長孫皇后の描き方は加点120点みたいな回でした 焼け石に水
前回の感想で解釈違いイヤッ…イヤッ…になると書いたけど、そもそも史実をまっとうに解釈したら絶対にこういう展開にはならないので今後は解釈違いという言葉は使わずドラマオリジナル展開/改変ということにします。言葉は誠実に使おう
李世民さんの主人公的魅力がどんどん薄れていってるし臣下たちも性格悪いし長孫皇后しか清涼剤がない
逆に一周回って裴寂がいい人に見えてきた

見所
長孫皇后におこってるところの李世民さん悔しいけどビジュがいい 理不尽にキレてて人間としては最悪なのに…
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鑑賞贞观之治

waveboxに絵文字ありがとうございます
更新してない罪悪感よりリアクションもらって嬉しいという素直な感情を大切にすることにする

💭

神塚淑子『道教思想10講』(岩波書店 2020)ようやく読み終わった
新書だしさくっと読めると思ったら二日かかった
道教や中国史に事前知識がある人間で二日です 読書の目安にしてください

「全体像の捉えにくい」道教を、そのはじまりと展開、「道」の思想、生命観、宇宙観、神格と救済思想、儒教・仏教との関係などの10のトピックごとにかっっっちり解説したハイレベルな概説書
概説書として優れているけど入門書として読みやすいとは思わない(固有名詞が多いし)
でも情報量が多くて読んでて面白かった。道教に関する本でまず一冊手元に置いておくならこれだと思う

読書

ドラマ贞观之治19話

民の間で尉遅敬徳と秦叔宝が門神になっているのを見た敬徳が「俺は陛下をお守りするのにお前らの家まで守れとは何事か」と民に食ってかかり、「我々は唐の民です。将軍はすべての家を守り唐を守ってくれているのでは?」と返されてニッコリするシーンがあったけど「こんな尉遅敬徳は嫌だ」の大喜利を見せられてるのかと思いました
「功績を誇り剛直な性格」を「しょうもないことで民に食ってかかるような性質」と解釈されるのめちゃ嫌です

新元号が魏徴の提案した「貞観」に決まり(何でもかんでも美味しいところを持っていく魏徴)、新年のお祝いの宴席で秦王破陣楽を鑑賞しご満悦な李世民さんと房玄齢たち臣下
一人面白くなさそうな魏徴(史実のように俯いてはいなかった。史実の方が尖りすぎてる魏徴)
封徳彝らしき人物が「陛下は実に猛々しい。文徳はお似合いにならないのでは?」とヨイショするとこれに李世民さんが「天下は武によって取るが天下を治めるには文がいる。貞観は文によって治める」と反論
その上で封徳彝(仮)が人材を推挙しないことについても叱責。臣僚もざわつく気まずい雰囲気…
場面は変わって李世民さん、房玄齢、杜如晦、長孫無忌のいつもの面子で政務中に房玄齢が「秦王府と天策府の下僚らは陛下の即位後政務を握りはじめましたが、左右僕射は上皇の臣が掌握しています。すると我々は全てを掌握していないことに」
李世民さんが答えて「だがこの老臣たちは上皇が任命した者。これも譲位の条件の一つだ」
え???

慤壬辰,以高士廉為侍中,房玄齡為中書令,蕭瑀為左僕射,張孫無忌為吏部尚書,杜如晦為兵部尚書。癸巳,以宇文士及為中書令,封德彝為右僕射;又以前天策府兵曹參軍杜淹為御史大夫,中書舍人顏師古、劉林甫為中書侍郎,左衛副率侯居集為左衛將軍,左虞候段志玄為驍衛將軍,副護軍薛萬徹為右領軍將軍,右內副率張公謹為右武候將軍(…)(『資治通鑑』191)

これが改元を待たず武徳九年七月の人事ですが え???
このドラマだと蕭瑀まだ右僕射になってない?まさか裴寂、封徳彝、宇文士及のような重要人物を「老臣」扱いしてこのままフェードアウトさせるのでは…めちゃ嫌です!!
そもそも史実だと房玄齢と杜如晦は封徳彝と親しんで徳彝と対立していた蕭瑀を疎にしたはずなのにそれも反映されてないのが不満
李世民さんが吏部尚書にとどまっている長孫無忌のために貞観律を制定するよう進めたり無忌が律令改定の話し合いに戴冑を呼んだり「褚亮の子褚遂良も字がうまい」と李世民に遂良を推薦したり解釈違いが矢継ぎ早に繰り出されましたが、ラストで後宮に戻った李世民さんが長孫氏に政治の相談に乗ってもらいたそうだったのが可愛かったのでやっぱりこのドラマ嫌いになれない…と思いました
最近は解釈違いイヤッ…イヤッ…っと私が見たかったのはこれだ…ワァ…!となるのの繰り返し。何一つ整わないちいかわサウナ

個人的見所:
李世民さん「お前、賢すぎるぞ。だがまだまだだな」
この台詞良すぎて失神するかと思いました 言われた長孫無忌もそりゃ笑顔になる
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鑑賞贞观之治

同人誌のタイトル、威鳳賦、帝京篇、凌煙閣、登瀛洲、春遊曲みたいに李世民さんに関連のある三文字で統一したい

歴史創作

神塚淑子『道教思想10講』ひとまず第3講まで読んだ
神仙への幻想に魅惑された人物として、斉・燕の方士たちが盛んに説いた東海の三神山(蓬莱・方丈・瀛州)の話に心を動かされ、不死の仙薬を求めようとした秦の始皇帝や漢の武帝のことは、よく知られている。この二人の皇帝は、泰山(山東省泰安市)で封禅の儀式も行っている。封禅の儀式は本来、天命を受けた天子が天地の神々に自らの功を報告するものであるが、この二人の天子の場合は、不死登仙を希求する個人的な祭祀・祈祷という性格が強かった。祭祀・祈祷によって神仙を求めようとすることは、のちに葛洪によって批判されることになる。(第3講 生命観 p55)
↑ふむふむ
葛洪が神仙になるために学ぶべきこととして挙げたものは、きわめて多岐にわたる。(略)しかし、神仙になる方法として、葛洪が何よりも重要であると考えたのは、「還丹」と「金液」の服用である。還丹は丹砂(硫化水銀からなる鉱物)を熱して作ったもの、金液は金を液状にしたもので、還丹と金液を合わせて「金丹」という。(略)
葛洪にとって、神仙への道とは、人が知識と技術を駆使して丹薬を完成させ、それを服用して身体を錬成し、不老不死に至ることだったのである。人の努力によってそれは可能であると葛洪は考えた。したがって、秦の始皇帝や漢の武帝のように祭祀・祈祷によって神仙を求めることに対しては、鋭く批判したわけである。しかし、実際には、水銀化合物を含む丹薬は毒薬であり、唐代には武宗をはじめ丹薬の服用による中毒で命を落とした皇帝が何人も出たことはよく知られている。(第3講 生命観 p64-66)

↑こっちの方がむしろ害大きいだろ
やっぱり内丹法(外物を取り込むのではなく修練によって自分の体内に丹を作り出すやり方)がナンバーワン!
やっぱり内丹法がナンバーワン!

読書

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