貞観十五年(641)に吐蕃に降嫁した文成公主とソンツェン・ガンポの話。 歴史創作では基本人物のデザインに関して李世民との年齢差に忠実に設定しようと決めてるんですが、ソ王だけはガン無視で若者に描いてます。 史実のソ王は文成公主降嫁時72歳くらい(諸説あり) 文成公主の本来の降嫁先はソンツェン・ガンポではなく、彼の息子のグンソン・グンツェンでした。 しかし降嫁した二年後にグンソンが落馬で亡くなり、その後三年の喪に服し義父であったソ王と再婚します。 レビレート婚(寡婦が死亡した夫の兄弟と結婚する習慣)と思われますが、ソ王は三年喪に従った上で公主と再婚しています。親唐派なので唐への対応を弁えていたのでしょうか。 以下隋唐代の和蕃公主について…