June 23,2018

玄齢は、昔、我に従ひて天下を定め、備に艱苦を嘗め、万死を出でて一生に遇へり。草創の難きを見る所以なり。
(『貞観政要』巻第一 君道第一)

谷川道雄先生の『貞観政風の一研究』を読んでいます。
特筆して目新しい発見はないものの「わかる〜」と言いたくなる文章がゴロゴロ出てくる。
貞観代の君臣関係やっぱり好きだ〜。あの時代の朝廷には煬帝の悪政を見過ごした人間も隋末の動乱の中で傷ついた人間も沢山いたけれど、彼らは各々の傷から目をそらすことなく、自分より年若い君主と真摯に政治問答を重ねることで新しい時代の新しい政治を作ろうとした。
あの時代の政治議論は一見理想主義的だけど、実情はあまりにも切実な思いによって行われていた人間的な営みで、だからこそ時代を越えて人の胸を打つんじゃないかなと思った。
は〜李世民も臣下も皆大好き。
そんなことを考えていたら6/23の太原挙兵の日をうっかりスルーしました(淵パパ大好きなのに今年全然描けてなくてつらい)